こんにちは!
「仕事と子育て」についてはてなブログからお題が出ていたので本日はこのテーマで書きます。
私は7年間会社に勤めて、出産後もずっと働くつもりでいました。
今はみんな共働きがふつうになりつつあるし。
夫ももちろん私がずっと働くとおもっていました。
育児休暇が明けていざ出勤すると…、
保育園からすぐに呼び出しがきました。
「お熱が出ました。すぐにお迎えにきてください」
この呼び出しもはじめだけかな?と思っていたのですが。
何度も何度もその後も続く。
仕事を途中で放り出して子供をお迎えに行くのはいつも私。
保育園に行って、その後すぐに小児科を受診。
小児科では予約なしで行くので2時間から3時間待つとか普通でしたね。
女の仕事<男の仕事のほうが大事。
という意識が私たち夫婦にも暗黙の了解でありました。
会社で働いていても、いつまたお迎えコール…?
復帰したばかりで職場が怖い…。
また私が…?
また小児科へ。
あの頃は毎日うんざりしてしまいました。
毎度毎度仕事を放り出して帰るということが続いたため、職場の雰囲気もだんだんと悪くなるような気配…。
職場はいい人が多かったのでなんとかやり過ごしていました。
子供が熱あるもの仕方ないよね!と割り切ればいいのですが。
なかなかそうもいかなかったです。
ムダに真面目な性分がいやです。
ただでさえ何度も早退して肩身が狭くてどうしようもなかったのに。
そんなときにマタハラされました。
「保育園に預けるなんて育児放棄だ!」
子供のいない50歳のオジサンに言われました。
その瞬間心がボキッと折れました。
職場の他の方はみんな「そんなことないよ!大変だよね」
とかたくさんフォローしてもらえたので救われましたが。
若いころはちやほやしてくれる男性陣も、産後はとても冷たい気がします。
マタハラをしてきたオッサンにはこう思われていたのでしょう。
さっさと仕事辞めて家に引きこもって子育てしてろ!と。
ほんとなら自分の手で子供を育てたいし!
保育園に預けたくて預けているわけではないし!!
でも働くと決めたからには保育園に行かせないと…。
ジレンマですよね。
働いている頃は悩みすぎてとてもしんどかったです。
このマタハラに関してはいまだに覚えていて。
女はしつこいですよ。一生覚えておきます。
かくかくしかじかで3か月くらいダマシダマシ会社と保育園と小児科を行き来して、ストレスがMAXな頃。
ストレスフルな生活に耐えられず体を壊しました。
やっかいな大病を患い、会社を辞めざるをえませんでした。
どこでうつされたかわからないのですが「結核」に。
1か月入院して10キロ以上痩せて、体力はまったく回復せず。
長時間の電車通勤、仕事、子育ての両立は不可能でした。
意外とこういうお母さんいませんか?
結核はさすがにいないだろうけれども。
産後の育児休暇明けに仕事と子育て両立できず、体調不良になるお母さんがいると聞いたことがあります。
みんながみんな仕事と子育て両立なんてできないよね。
「両立できる人」と「両立できない人」がいて。
私は悲しいけれどもできないほうに分類されてしまいました。
結核になったことで会社にはとても迷惑をかけてしまいました。
とてもじゃないけれども、ノコノコ顔を出してまた働く気にはなれませんでした。
仕事を辞めたことで収入がなくなったけれども。
よかったこともたくさんありました。
子供といっしょに過ごす時間が増えて、おだやかな気持ちで日々を過ごせるようになりました。
熱が出ても子供に「また?」なんてイヤな顔をみせずにすみます。
自然に「大丈夫?」と心配してあげることもできます。
小児科に行くのも一日時間はあるし。
子供と公園で一日過ごしたり。
遠くの自然公園まででかけて虫取りしたり、リスをみたり。
社会とはかけ離されてしまいましたが。
子育てって楽しい!
今日は新しいことができるようになった!
子供の成長すごい!
と感じる瞬間がたくさんあって、幸せな日々でした。
もちろん今も幸せです。
いつも子供には「あなたが生まれてきて、幸せをたくさん運んできてくれた。ありがとう」と伝えています。
きっと仕事をしていたら日々に忙殺されて、私はそういう言葉を子供にかけてあげれなかったかも…とおもいます。
仕事と子育ての両立。
私は両立できませんでしたが、子供にたくさんの宝物をもらいました。
これからも子供と過ごす日々を大切に。
子供を守ってあげられる強いお母さんになれるように励みます。
もう今では子供も小学生になりお兄さんになりました。
そろそろ私も社会復帰をゆっくり考えてみたいとおもいます。
子育ては大変すぎるけれども💦
子供からたくさん学ぶことも多い。
お金では買うことのできない大切なもの。
たくさん子供から学びました。
そして子供からたくさんの幸せが与えられます。
あっという間に過ぎ去ってしまう大事な時間。
心を亡くさないよう日々を健やかにお過ごしくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。