元気しったが?😊
(お元気でしょうか?)
何を隠そうわたしは「山形県庄内地方」出身のブロガーです。
今日は庄内出身者が教える変な方言の特集です。
初級編から中級編、さらには上級編まで!
完・全・網・羅❕❕
庄内弁をマスターすれば今日からあなたも立派な庄内人💚
庄内弁をマスターして庄内へ観光さ行ってみでの!
(観光に行ってみよう)
山形県庄内出身者の庄内弁講座【初級編】
んだ
庄内人はよく「んだ」といいます。
もうほとんどの方がご存じですよね?
「そうです」という意味になります。
さらに「んだ」を2回いうのが庄内人のトレンド。
んだんだ
これで、共感力が一気に高まります。
庄内人が何をいってるか分からなくても、とりあえず「んだんだ」といってください。
とりあえず庄内地方へ行ったら「んだんだ」とだけ言ってればオーケー。
お互いに全く意思の疎通がはかれなくても、「んだんだ」で共感することができます。
ちなみに都会の人が「んだ」をいうと、なぜか庄内人はバカにされた気分になるので、ちょっとだけ気をつけでください🤩
なお「んだが?」は「そうでしたか?」という意味です。
まったく同じ意味で「んだなが?」という言葉もあります。
け
庄内地方のお母さんは、よく「け」といいます。
意味不明ですよね。
「け」は「(ごはんを)食べなさい!」という意味になります。
庄内では子どもに一言「け!」というと通じます。
都会の人が「け!」を聞くとすこし不快に感じるかもしれませんが。
庄内の母親たちの愛情深い言葉です。
そして庄内人に「け!」といわれたらごはんを残さずたべるのが礼儀。
(え?本当?)
庄内で「け」といわれたらごはんを残さず食べましょう。
「はえぐ!ごはんけ!」は「早くご飯をたべなさい!」という意味になります。
あんべイ~
庄内人がよくつかう言葉。
「あんべイ~」イはカタカナで表現してみました。
「イ~」のところは少し長めにいいます。
あんべイ~は、「調子がいい」、「気分がいい」、「具合がいい」という意味で庄内ではよくいいます。
「あんべいちゃ」(調子がいいです)。
「あんべいの」(調子がいいです)。
「あんべワル」(調子が悪い)。
「あんべいさげ」(調子がいいから)もあります。
しょっぺ
庄内弁で「しょっぺ」は「しょっぱい」、「塩気が強い」という意味になります。
「味噌汁しょっぺの~」といわれたら、お湯を足すのが庄内人のルール。
ちなみにウチの父はすこしでも「しょっぺ」を感じると、「しょっぺすぎんなんねが?」(しょっぱすぎる)と母に文句をいいます。
庄内人に「しょっぺ」と言われたら、「しょっぺ」料理を改めて薄味にしましょう。
さげ
庄内人はよく「さげ」という言葉が語尾につきます。
「さげ」は下げるではありません。
「~だから」という意味になります。
「しょっぺさげ」は「しょっぱいから」という意味になります。
「〇〇したさげ〇〇」という言葉もよく使われますね。
「お金100万円当だた!したさげ競馬さつかた」
(※お金が100万円当たったので競馬に使った)
庄内では「さげ」は「~だから」という意味になります。
山形県庄内出身者の庄内弁講座【中級編】
さあまず
庄内弁で「さあまず」は「すごい」という意味です。
世間一般の庄内人は「さあまず」をよく使います。
「あらすごいわね!」という意味になります。
実は一見褒めているようで、褒めていない言葉なのです!
完全に「さあまず」は庄内人のイヤミになります。
庄内人最大のディスり言葉です。
「えーすごい!本当?(頭大丈夫?)」
「さぁまず」という言葉の裏には、こんな思いが込められているんです。↑
驚きですよねぇ。
「さあまずの~」と庄内人に言われたら完全にイヤミだと理解しましょう。
庄内人に「さあまず人だの」ともし言われたら、落ち込んでください。
なんとかして「さあまず人」というレッテルから脱しましょう。
~の
庄内人は語尾に「の」をつけます。
「の」は「~ですね」という意味です。
これも共感力を呼ぶ庄内人ならではの言葉。
「んだの~」で庄内人のほぼ全員に共感してもらえます。
まずい~
庄内人は「まずい~」といいます。
「まずい~」は食べ物がはおいしくないという意味ではありません。
「もう結構です、いりません」という意味です。
かつて新宿のヒルトンホテルでフレンチを食べた小学6年生の私。
レストランのホールの方に「まずい~」と言ったことは今でも苦い思い出。
ホールの人「フランスパンいかがですか?」
私「まずい~🤩」
ホールの人は「なんてイヤな子ども!」と思ったことでしょう🤩w
悪気はなかったんです。ゴメンナサイ。もうしません💦
うめけ(おいしかったです)。
よだ
庄内弁で「よだ」は「必要です」という意味です。
庄内人に「よだよだ!」と言われたら気前よくものをあげてください。
「よだが?」と聞かれたら、必要なくても「よだよだ」と返事してしまうのが庄内人。
なんでもとりあえず「よだよだ」といってしまうのは、断ると悪いとおもう庄内人のやさしさなんですね。
庄内人はやさしい人が多いですから。
(え?本当?)
「よだが?」(必要ですか?)と庄内人に聞かれたら必ず「よだよだ」といってください。
まったく必要なくても「よだよだ」というと庄内人は喜びます。
どごさいた?
「どごさいた?」は「どこにいったのかな?」という意味。
私の父はよく眼鏡をなくします。
「メガネどごさいた?」
結局、頭の上に眼鏡が乗っていることってあるんですよね~。
庄内人のふしぎな話。
山形県庄内出身者の庄内弁講座【上級編】
まぐまぐデュー、びりびりデュー
庄内人にまぐまぐデュー、びりびりデューといわれても完全に意味不明ですよね。
「胃がまくまくする,炭酸がビリビリする」とう意味。
まくまくという時点で都会の人にはイミフ(意味不明)ですよね。
庄内人はたまに胃が「まくまく」します。
「胃が落ち着かない、ビリビリしびれる」という意味でつかわれています。
気が静まらない、落ち着かないときにつかわれるみたいですよ。
もっけだ
「もっけだ」は庄内人が心から感謝しているときに使う言葉です。
「ありがとう」の意味でつかわれます。
庄内人に「もっけだ!」と言われたら喜んでくださいね。
山形県庄内出身者が教える!ここがヘンだよ庄内弁!これであなたも庄内人まとめ
以上、山形県庄内出身者が教える!
ここがヘンだよ庄内弁でした。
ご不明な点、疑問・質問いつでもコメントお待ちしています。笑
使い方が間違っている言葉があればぜひご一報を。
せばの🤚